公開日 2026年10月16日
-捕虜たちが焼いたパンと菓子-
第一次世界大戦中、板東俘虜収容所では、ドイツ人捕虜たちによってさまざまな文化活動や生産活動が行われていました。そのひとつが、パンや菓子づくりです。
収容所内には、パンや菓子を製造・販売する工房「ゲーバ(GEBA)」がありました。その営みは板東以前の松山俘虜収容所で始まった製菓活動を受け継いだもので、残された写真や広告、生産記録からは、捕虜たちがさまざまなパンや菓子を作っていたことがわかります。
では、約110年前、板東ではどのようなパンや菓子が焼かれていたのでしょうか。
本展では、ゲーバに関する写真や広告、生産記録などをもとに、その活動をたどります。また、当時のドイツや日本、とりわけ徳島ではどのようなパンや洋菓子が食べられていたのか、同時代の食文化にも目を向けながら、板東のパン・菓子づくりを紹介します。
さらに、ゲーバに残るシュトーレンの製造記録をきっかけに、ドイツ館と地域の菓子職人が取り組んだ、当時の食文化を伝えるシュトーレンづくりも紹介します。ドイツの伝統的な製法を参考に、当時入手できたと考えられる材料を用いた取り組みです。
110年前の記録から、現代へ。
捕虜たちが板東で焼いたパンと菓子の世界を、ぜひご覧ください。
開催概要
会 期 2026年11月10日(火)~12月27日(日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日 11月24日(火)
会 場 鳴門市ドイツ館2階 企画展示室
観 覧 料 大人400円、小人(小・中学生)100円
※常設展と共通
企画展の詳しい内容は、下記のチラシをご覧ください。
企画展チラシドイツ館企画展 「板東俘虜収容所のパン・菓子工房『ゲーバ(GEBA)』」案内[PDF:1.86MB]


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